モータをはじめフライトコントローラ、ESC等などほぼ1ヶ月もたつと新しい製品が投入され、あっというまに今までのものが時代遅れ扱いされてしまいます。
特にモータは自分が始めた去年ぐらいは2204,2205が主流とされ去年の暮れぐらいから
ちらほら2206、2207が使われ始め最近では2306などが使われ始めています。
私もその度に新しいモータを買い、気がつくと使えないモータが山のようになっています、まだロボットなどに使われるような高精密なモータに比べれば安い金額の物ですがやはりこれだけ消耗するとなんとか出来ないものかと常々思っていました、
そんな時おなじみのBANGOODを覗いていて見つけたのがこれ・・・・・・
なんとモーター製作キットです、こんなものが出回ってるんですね
とりあえず面白そうなので取り寄せましたので製作してみます。
まずはこんなビニール袋に包まれ
送られてきます、早速開けてみます
まずはステータ、12スロットでFPVに使うモータではかなり一般的なものです
次にアウタローター14極という物です、ちゃんとバランスをとったような痕があります。
どっかでみたことあるようなモータ外観なんですが思い出せません。(^o^)
ベアリング、外径8mm,内径3mm,高さ4mmの693ZZです。
この中華製らしいベアリングは使わずにNSKの物を使う予定です。
最後にワイヤーPEW0.45mmが
約3.8M付属します。
ところで上記のBANGOODのサイトを見ても特にマニュアルらしきものは存在しません
あとは自分で調べてテキトーに作ってね的な
まさに中華らしい潔さです。
で散々調べてみて、たどりついたのがここ
ブラシレスモータ製作の
総本山的なサイトみたいです、
ここにワイヤーの巻き方が詳しく
乗っています。
代表的なワイヤーの巻き方は4種類あり、
以下のようになります
もともと模型用ブラシレスモータの始まりはCDーROMに使われていたモータの
流用から始まったらしく、1番上のCD-ROM巻きは現代ではあまりないようです。
次に1番下のLRK巻きになり、現在ではdLRK,dLRK Evolution巻きが主流なようで
LRKというのは開発者の名前(Lucas、Retzbach、Küfuss)だそうです
何巻きにするかは迷う所ですが、手持ちのホビキン MultistarViking 2206を真似て作ってみようと思います。
コイルが燃えてしまって
ご臨終してしまいました(´・ω・`)
さっそくアウターロータを開けます。
コイルが焼けてしまっています。
まずはステータをモータベースから取り外しますが、これが中々とれにくく
モータ全体をヒートガンで温めつつゆっくりと・・・・
マイナスドライバーなどで少しずつ上げていきます
ベースからステータが外れたら早速巻き方、
巻きターン数を調べます。
調べたところ、BANGOODと
同じ0.45mmワイヤー
dLRK Evolution巻き、9ターンで
特に2本を1本に依って使うような巻き方ではなく単線巻きでした。
因みに友人のT-MOTORは調べた所2本線を依って
巻いた物でdLRK巻きです。
ところでこのステータ・・・・
まったく同じ物です(^^)
左がホビキン、右がBANGOOD
こういう物は標準部品的な扱い
なんでしょうか?
でdLRK Evolution巻きですが
巻き方はこんな感じ
上記の絵は3回ターンを表示しています、外部に出ている3本がESCに繋がります。
これ巻いてみるとよくわかるんですが、例えば1番のセルは上に見えている線は2本、
2番のセルは3本になります
これが3ターンらしいです。
他もよくみると3番セルは3本4番セルは2本・・・・
なぜこれが3回ターンなのかよくわかりませんが、この通りに9ターンで巻いてみます。
やっと出来上がりました、
さっそくどの程度の物なのか
テストしてみます。
ここから先は動画で・・・・・・・・
そうそう、モータの名前ですが私の頭文字をとってI-MOTORと名付けました(^^)
驚きの結果です!、こんな適当に素人が巻いた物でも1.1kgぐらいでてしまうんですね
この感じですと高速サーキットでもなければ十分使えると思います
早速追加であと7個発注してしまいました(^^)
ということで、この「モータを作ってみる」シリーズ、続きが作れそうです
さらに調べまくった結果パワーをあげるには
1、巻線ワイヤーを太くする
2,磁石を交換する
3、ギャップを狭くする
等があります、さらに巻線ターンの変化によるパワーの増減、巻き方を変えてのテストも調べて見たい所です。
最終的にはアルミ削りだしでオールオリジナルのモータまで行ければいいですね(^o^)
まぁ買っちゃった方が遥かに早いんですが(´・ω・`)
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