2017年5月8日月曜日

プロペラをつくってみる 1

こんな流れはなんとなく見えていました、モーターをいじりだすとどうしても最終出力のプロペラまで絡んでくるのは当然のこと

ただプロペラ・・・・奥が深すぎです(^^)結局は翼の一種でありそうなると翼型等の長い長い歴史があり先人たちの探究心は半端じゃありません。

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今だからこそ言えますがドローンレースを始める昨年の10月までハッキリ言って
ドローンレース・・・バカにしていました 何がと言うとあのデザイン・・・
単純に真っ黒な板にモータを付けて飛ばすという無骨そのものが・・・
(基本今でも何もかわっていませんが)

そこでこんなデザインを設計し3Dプリンタで製作するということを行っていました
thingiverseなどで2種類ほど発表しています。

Clarity


DroneRacer220

上記のような物をABSで作るわけですが1つのパーツを作るのに
丸1日かかるのは当たり前の世界でして、

3Dプリンタ経験者ならわかると思いますがABSの大物作品は難易度が非常に高く、
フィラメントの選定から、ベッド温度、ノズル温度、雰囲気温度他かなりの経験値が
必要となり私もそれなりにお金と時間を費やしてきたわけです。

そんなころよく見ていたこんなでデザインで・・・・

プロペラを3Dプリンタで作るというデザインですが、
ラジコン仲間に話すと散々に言われていました「そんなものダメに決まっている」と・・・・・

私的にもまず遠心力に耐えられない・・・と思っていましたし
スラスト方向の力にも耐えられないんじゃないかと思っていました。

ですから、ネット上でデザインの発表はあっても実機で飛ばしているような
写真、動画は未だ私は見たことがありません。
(あるなら教えてほしいです)

がしかし・・今回モータのチューン等を行ってみるとそれに見合ったプロペラも
必要となることがわかり、ならば以前から思っていた積層型3Dプリンタを使ったABS製プロペラの製作、実験(レースに使えるのか等)を行ってみようと思います。


まずは遠心力に耐えられるのか?です
現在のレース用に使うモータは回転数が高く、
例えば今回実験に使用するモータはKV値が2750,15Vで回すとざっと41250回転になり
この回転数に耐えられないのであれば
そもそもこの先の実験もないわけです。





でこんなフラットなデザインで・・・
プロペラ厚みは2mm、直径5インチで設計しました。


で回してみます、・・・・・
なんの問題もありませんというか触った感じが最初から問題なさそうです。

ならば・・・・・

このプロペラを見本に

適当にデザインしてみました、断面は翼型ではありません。


さっそくプリントアウト、約1時間かかります


サポート材を除去、ペーパーで仕上げ


さっそく回してみます、




なんか、これ行けるんじゃないでしょうか?????
次回は実機テストを行ってみたいと思います。






























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