2017年8月26日土曜日

JDL第5戦福島大会 + Tips! + プロポ水圧転写

もう大会も終わって大分たちますが一応今回のレースの記録を晒します

2017年度JDLの大会もあっという間に第5戦になってしまいました、

今回の大会場所は福島県須賀川市いわせ悠久の里
の中にある400Mトラックのある
広大な競技場内で、
とにかく今までの大会の中で
一番広くて最高の場所でした!!

とにかく広い!!拾いに行くのは大変!

で私の場合コースデータが発表されると・・・・

主催者からはこんな感じでコースが発表されます,大体1週間前くらいかな?

まずは画像をフォトショに読み込んでピクセル単位でXYデータに変換
それをもとにシュミレータなどでコースを作製

適当なフラッグを原点に設定しXYでメータ単位で数値化

と同時に実機練習コース作製のための
簡単な測量データも作製

現地で迷わないようにあらゆる場所からの距離を入れておきます

これをもとに練習場所で実機コースを
作るのですが、
さすがに今回の広大なコースを再現するのは
無理でした(^_^;)

とこのように今回もかなり気合を入れて(なんといっても皆勤賞組なので)
取り組んだのですが、
やはりレースとなると違います

かなり精度の上がったシュミレータで18秒台まで出ていたので20秒は行ける
と思っていたのですが・・・・(^_^;)

結果練習でやっと23秒台m(__)m





その後は各ポイントではタイムアップしてますが1周通すことができず
ジリ貧に、なんと予選は26秒台!!

なんとなくイヤな予感が漂い始めたのですが
ここでなんとか気合を取り戻し。。。
運も味方してくれたみたいで
エキスパートクラス 第2位に!!

このおかげでやっとプロクラスに昇格することができました!

どうみても勝てる気がしない無理ゲーライクなプロクラス!!


ということでJDL年間ランキングは1つ下がって6位に・・

残るレースはあと2戦!
次回は佐野日大!練習あるのみです\(^o^)/


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Tips!


練習でもレースでも必ず聞かれるこの部分・・・
電源2本出し・・・


理由は単純にVTXの電源を
落としたくないからです。

ドローンレースでのトラブルの大半は
VTX絡みになります

特に電源投入時は各VTXによってどんな周波数帯がでるかわからず
それが原因で他の方が
墜落してしまうケースがあり
レースでは電源投入時に
「電源いれまーす!」と声を
かけるのが決まりですが、
それでも気が引けるのと
限られた予選時間で相手が降りるのを待つ時間
が勿体ないからというのが理由です。

つまり
まず1番のプラグで飛行します

飛行が終わったら1番につないだ
バッテリーは抜かずに
2番に新規のバッテリーを差します


この状態にして1番のバッテリーを抜きます


このようにすればVTXの電源が
再起動することもなく
他の方にも迷惑がかからず、
有効に練習、予選時間を使えます。


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プロポ水圧転写


このブログタイトル
NONSAYA ○○○○ WORKSとは,
もの作りのブログで今のところ

NONSAYA DRONE WORKS ←今ここ

の3本がまだ生きています
(のんさやとはウチの2人娘の名前です)

ということで本来もの作りのブログなのですが
こう毎月レースが重なると(5月から毎月です)
とても重量級のもの作り及び実験等をしている
ヒマがありません(^_^;)

で簡単に終わるゴーグル転写などを
していたのですが
福島大会もおわりすこし時間が取れそうなので
今使っている双葉 10Jを餌食に
水圧転写をしてみました。

まずは全バラからです
バラす前にあらゆる所を写真にしておきます








ある程度撮ったら早速バラしていきます











完全にプラパーツまでバラしたら・・・

下地色のホワイトを塗装・・

このままクリアで仕上げてもいいかも
で今回はこのフィルムで
著作権という概念はなさそうな・・・・(^_^;)


でまずは転写から

転写だけではまったくツヤがありません、単純に印刷した感じの仕上がり

でクリアをかけたら完成です!!





とても10jには見えない!























2017年7月19日水曜日

JDL Rnd4 兵庫大会 + Tips

2017/7/15-16にJDL第4戦兵庫大会に
参加してきました。
場所は兵庫県加東市、スカイグラウンド。


JDL2017年度の大会も3戦目、
今まで運だけで年間ランキング5位になり
自分としては今度の大会こそ上位に食い込んで
ランキングアップを目論んでいたのですが・・・

ほぼ全てにセッションにおいて
トラブルがおきました・・・
まともに1周できたのは予選の時の
1周という不甲斐なさ・・・
原因をあげればキリがありませんが
全ては言い訳になりそうです。

結果今回は参加人数が少なく
年間ランキングは5位のままですが
大会ごとの参加者の目をみはるべき
レベルアップを見るとやはり練習するしかありません、

次回は8/12-13 福島 須賀川大会に参加、
がんばるぞっと!!

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とここで終わると凄く残念な感じがしますので
今回はちょっとしたTipsを・・・

1,SMDコンデンサ繋ぎ


私が愛用しているRacerStar 40A V2

これはESCと呼ばれる
モータースピードコントローラーですが、
最近ではSMD(表面実装品)コンデンサを多用して
小型化に成功しています。

ただSMDのハンダは大変衝撃には弱いです、
特にESC直にクラッシュしたりすると
簡単に剥がれたり、ズレたりするのはよく経験があると思いますが

1個ぐらいならなくても問題ありませんが、ここまでくると・・・・
ですので私の場合テスターで極性を調べ


ハンダブリッジで繋げます。

上が壊れた物、下が繋げたもの

ESCによっては両極性繋げない場合もありますが、その場合は片側だけでも
繋げてあればまず外れることはなくなります。

最後にVBATとGNDが導通していないか確認することを忘れずに。




2,養生マスカーフラッグ


練習に使う道具でゲートや
フラッグなどがありますが
ゲートは皆さん常備している人が
多いようですがフラッグまでは・・という人に。

私達がよく現場で使用するものに養生マスカーという
商品があります
塗装屋さんなら日常的に使ったり、
ちょっとした養生に使うという
使用方法なのですが・・

これを竹材や園芸用ポールに貼るだけで簡単フラッグができます。

幅550MMが一番フラッグに最適です
一巻きで25mあり約150円前後でホームセンタなどに
おいてありますので
コスパも申し分ありません、

私が使用しているフラッグは全てこれ



















2017年6月29日木曜日

「そんなペラじゃ豆腐も切れねぇ」

「あんなカットじゃ豆腐も切れねぇ」

とは映画ピンポンでおばばが言う名ゼリフですが

レースの前日にGEMFAN5152を使って4連ターンで苦労している
私を見て仲間に言われました・・・・



そんなペラじゃ豆腐も切れねぇ


「騙されたと思ってこれを使ってごらん」

と言われ渡されたのがこれ・・・



RacerStar FishBone 5041です・・・


この人をバカにしたとしか言いようのないデザイン

とてもレースに使えるような物とは思えません・・・・・

がしかし・・・・

目から鱗とはこのことです(魚だけに(^^))

とにかく切れること切れること

俺もしかしてステージ上がっちゃった?」と


思うほどターンがキレッキレになります。

(もちろん個人の感想です)


ということで今回の仙台はこれを持ち込んで上位を狙う予定だったんですが・・・

世の中そうはうまく行きません・・

ここで致命的な問題が発覚します・・

とにかく折れまくります、かつ折れていなくても目にみえないようなヒビが
入るらしく飛行中にペラが分解します。

結局このおかげで練習日の3回の練習はすべて消えました(´・ω・`)
(予選はGEMFANで行きました)



で今頃になって大量に着弾したりして・・・・

どーすんのこれ(^^)


と思っていたらBANGOODからFishBoneV2が出たみたいで・・


さっそく購入いたしました

折れにくいようになってるのを願うばかりです。











2017年6月26日月曜日

JDL_第3戦 仙台大会

前回の第2戦山梨大会に続き本日6/25日第3戦仙台大会も参戦してきました。

結果は予選が4位, 準決勝敗退という前回の流れとほぼ同じでした(^^)


敗因としては物作りにハマリすぎ(ペラ、モータ、塗装など)
実機での練習不足、準備不足が露呈した大会でした。

唯一よかった点はシュミレータの精度が思ったよりよかったこと
(フラッグを除けばですが)

ということでビデオもすっかり撮り忘れています(^_^;)

次回は7/15-16の第4戦兵庫大会です, あと一ヶ月もありませんがちょっと
物作りを封印して取り組もうかと・・・・・無理かな(^_^;)





2017年6月4日日曜日

Water Transfer Printing 2



実は私以前に自作レーザー加工機のブログ、NONSAYA LASER WORKSを作っていまして
そこで一度このWater Transfer Printingの記事を書いていました。

前回は大変残念な結果に終わってしまいそのまま放置プレイでしたが
今回思う所があっての第2回目です。

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今回はWater Transfer Printing、他にHydro Graphicsなどと呼ばれ
日本語でいうところの水圧転写を行ってみます。

まずは水圧転写って何?という方はこのビデオを・・・・・


最近思うのですがどこにいってもゴーグルってFATSHARKばっかりですよね。
という私も今年になってからV3からHD3に買い替えているのですが
殆どデザインは変わりません。
FATSHARK HD3 デザイン的には上部のステッカーだけがV3との違い
まぁ内容的には(映像の見え方)劇的に変わっているのですが、
値段的にも、もうちょっとデザインを変えて欲しいのは私だけでしょうか?

そこで今回はこいつに餌食になってもらい、どう変わるか実験してみます。
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用意したフィルムはaliexpressのこのストアのこれにしました

このストア通常配送で大体10日できます、優秀です。


でまずは全バラから

バラしながら常に写真を撮っておきます


この調整つまみは爪を広げながら外すので折らないように注意!

ステッカー部分はマスキングテープで
カッターできれいに切り取ります。




で水槽の大きさより少し小さい程度にフィルムを事前にカット
水槽の温度は事前に28~30程度(これ重要!)に暖めておきます。

水の表面にエアーをかまさないように静かに浮かべます


浮かべたら約1分待ちます

1分ぐらいで大分水に馴染みます
この状態で定着剤と呼ばれる物をスプレーします

この定着剤、Activatorとも呼ばれ先程のストアにもあるのですが・・・


値段はともかく送料が異常に高いです、なのでこれは楽天あたりで
安く売っているものを使用。

定着材を吹着付けたらすぐに転写作業をします

忘れましたが先に白で全体に色を付けています

一気にいきます

引き上げた直後、艶っぽく見えるのはフィルムの残りでヌルヌルします。


このヌルヌルは水で洗い流します。

ヌルヌルを流し終わったらしばらく乾燥させ


仕上げに自動車用の2液ウレタンクリヤー


このような小さいパーツの塗装にはエアブラシが一番です


で完成です、パーツごとに転写を行っているのでデザインの継ぎ目がわかってしまいますが、このようなカオスな柄の場合は許されるのでいいでしょう。
水圧転写はその作業方法からパーツの形はL型までです、
コの字型などはかなり難しくなります。










古くは福井県の「墨流し」から始まり
現代にまで受け継がれると言われている水圧転写、かなり面白いです。(^^)